F35を買う

アメリカ 日本へ戦闘機105機の売却決定 2兆4800億円 | NHKニュース

何故、感情が動くかというと、これが今から将来にかけての問題だから。

生まれる前からある物については、F15があるとかそういう現状について割と楽観的。

F4ファントムの成り立ちからガンポッド後付けとか中々愛着も沸いてくる。

でも今起きている事には、それがベストなのかは問わずにはいられない。将来を決める事だから。

それで私が、F35を買うという事についてどう考えるかというと、

新しい戦闘機ってワクワクするね、大衆なんてそんなものよ。その程度の物よ。

F35かどうかは問題ではない。個人的には最新のフランカーが欲しいに決まってる。*1

その程度の物でありたいと、お上何を買うという事には肯定も否定もしないようにしたいとずっと思っている。でも購入時のプロセスはしっかりしろよと。

それで、国防はやるとして、新しい戦闘機は何を買う?

っていう時の決定に一喜一憂しても意味がないのは、、、

そもそも、日本にはF35しか選択肢がないというのが問題。

あの頃にF-15の後継を新たに買うとしたら、 (近代化ってのはなかなか大きな事業だ兵器の寿命というのも長いその後の数十年は見込む) まずアメリカ以外の選択肢はない、候補に入れたとしてもよっぽどの差がなければアメリカ一択。 既にある太いパイプ、これを切ってヨーロッパと新しいパイプ繋げるとか難度が高いし穴も開く。

現場の空自が欲しいと言うのは最高の物(例 F22) それは空自は現場でやってるからそういう要望を出すのは当然。 もらえたらラッキー。実際には要望出して決まったものを使ってドクトリンを組むとかそういう感じでしょうか。どこの企業の現場も同じですね。

米はF22は売らないと言ってたので出てこない。 次はF35、ステルス性が当たり前になってきてるからこれしかない。 最新のF15改とかF18改にしてもステルス性―は劣ってるのは設計された時代が違うんだから当然。

ただ、F35はNATO界隈のつながりで出来てるので、これを買うのに政治をすることになっただろう。

どういう政治が働いていたのかは気に留めておいてもいいんじゃないか

どうせ分からないから、色々したのだろうと想像するしかないけど、色々してるでしょうね。 中国の脅威度がどの程度なのかという評価を加味しつつ、 とりあえず金。

多分本当に割高になってるかもしれないし、その予算適正なのかという疑問がが出るのも当然かもしれない、お金は大事だよ。 (ナチスドイツだってバカでかい列車砲を一つ作るよりも、その金と資材で88砲を量産した方が現実的だったのではないかって話と同じかもしれない。)

ようは条件

F35を買うのは決まってるんだから、政治で考えるのはどれだけいい条件を引き出せるか。「ギブアンドテイク」今の条件は良かったのかどうか、F15の時より不利になってないか? その辺は時代も経緯も違うし今可能な落し所だったのでしょうか。

ただし、と思う。F2の時に、アメリカの売りでF16ベースにしたのに、そのプログラムを渡さないとか変な話だと思うし、 国産ロケットの研究にしても、固体燃料の研究しててトラブルを踏みしめながら進んでいたものが、 お上の決定でアメリカの液体燃料ロケットを元にしていくことになった件だって、政治はいつも上からやってくるというか、うーん。 (固体燃料系は兵器として使いやすいとかいう話で米に嫌がられたという噂もあったような?) とはいえ、もし自力での研究を続けていられたらと想像するのも楽しい。 オービタルエイジが現実になってたかもしれない。

ちょっと毛色の違う所では、 00年代に自衛隊から情報漏洩というのがニュースになっていたが、あれでアメリカさんの印象が悪くなったらしいという、あの件はどうしたのか。 日本側はリカバリーできたのか、不問に付されたのか?有耶無耶にはならんでしょう。 スパイにやられるなんてよくある事だからアメリカさんも協力してくれたかもしれない。そんなわけないでしょう。 共謀罪のときスパイ対策について話されてたのもあったが気がするが、この共謀罪は国連調査からも野党からも不備が指摘されてるんだから、延期して改修すればよかったのになぜしなかったのか。 まぁ現場の事は外からは何も分からない。

「空母」

その前に軍縮条約も同時並行で走らせてるのか、下手な軍拡競争はしんどいぞ、

中国抜きにしたサプライチェーンもほぼ考えられてない。

みんな空母とか喜んでる人、けど、そんな表面的な所だけ見ても全然嬉しくない

アショアは面白いけどいらない。今どき固定砲台か、

*1:何故NATOコード