データは裏切る。機械は壊れる。

機械が壊れるなんて当たり前田のクラッカー、十分承知している。

ただデータは大事だ。思い出でもある。

これまでも大きなHDDと小さなHDDが壊れている。

それはそれでショックだったが、諦めるしかない、時間が癒してくれるだろう。

だが今回はヤバイ。

今回は iPhone だ。

日常的な使い方の中で突然、不具合に見舞われてしまった。

これだけ普及している物だ、確率的にいつもどこかで壊れている、運悪く巡り合ってしまうのだろう。

万が一のためにバックアップはしておくものだ。

全く信じがたい事だが、バックアップさぼってたぜ、ストレージ移して空けるのが面倒でなぁ。

さて、これまでと違って今回が特別ショックなのは iPhone だからではない、

一つは、今年の旅行分の写真や動画が特別の物だったから。

次点で、サービス終了前に時間の合間を縫いながら急いで録ったプレイ動画にスクショ、 辛い、

無くなったものを嘆いても仕方ないかもしれない、だがどうしてもぬぐい切れない喪失感はどうすればいいのか。

記憶や感情を掘り出す切っ掛けを失ってしまったのだぜ...。

手元ではまだリンゴループしている。たまに点滅して存在感を示してくる。

こんな喪失感を抱えて生きていくのは御免こうむりたい所だが、割とつらい事は覚えてしまうのがまた人間というやつですね。

こればっかりは忘れっぽい人がうらやましくなるぜ。

これで、LINE復旧できなかったらもう連絡取れないやつ、いるねぇ。

後は余談だ。

ちなみにこれが普通のパソコンだったらHDD取り出してコピーを試して終了である。それくらい自分でやれるのであれば、助けられる確率も上がる。

iPhoneはリンゴループで強制終了もできない。こうなると電池が切れるのを待つだけだという。

これを作ったやつは何を考えてるんだ?という思いに駆られる。機械的に強制終了できるようしておくべきなんじゃないか???基本じゃないか??? 無駄に動かして破壊される可能性を増やすのか???

強制再起動と一緒に強制終了を付けなかったのはなぜ、まぁ仕方ないな。