妄想 華氏119(Fahrenheit119)
『華氏119 字幕版』(2018年)を見たりして、
マイケル・ムーア のいつもの映画さ、編集の繋ぎが上手い、事実をつないで意図を表現してくる。
まぁ、そんなわけでドキュメンタリとして批判に晒される事も多いのだが、そんな事よりまずは面白い。
面白いので見てもらいたい。
日本で公開されるのが大体一年遅れぐらいだとすると、公開年からみて2~3年ぐらい前までに アメリカで起きてる問題をザックリ捉えるのにもちょうどいいってわけさ。
ムーアは、今回もいつも通り政治批判と自分たちのアメリカ魂を信じて戦っているようだ。
トランプがいかに人種や男女差別的な行為を繰り返しているかとかそういうのも当然大いに問題だが
一番恐ろしかったのはミシガン州フリントでは政策によって不要な水道工事が行われ、水道水が鉛汚染されたまま放置されたことだろう。
その事実を知っても隠ぺいしながら、地域に供給し続けたことだ。
州知事の身内の利益を守るためらしい、本当かどうか知らないが 大口の企業献金元であるゼネラルモーターズ関係の地域は元の水道水に戻したらしい。
この州知事もなかなかヤバイ感じに演出されている。実際ヤバいだろうというのは見ればわかるだろうが。
あのアメリカで、民主主義の大先輩か、いや、これが今より10年以内に起きてる話だっていうんだから驚きだよ。(近代以降の国家がやる事か的な意味で)
歴史は繰り返すという事なら、日本だって何とかしてきた公害問題がまた政治屋の都合で起きかねない。 (被害の補償だって完全とはいいがたいのだろう。被害を受けていない人には分からないから。)
水俣市から遠い人々にとっては終わってる問題かもしれないが、死んだ人、生涯後遺症を抱える人、補償の問題、実際には終わっていない事かもしれない。
公害問題は起きてることがまだ分かり易いかもしれない。
想像するに恐ろしいのは発覚しない問題だ、大衆には分かりにくい形で社会を蝕んでくることもある。 (そういう事を言うと陰謀論だとか想起されるかもしれないが、可能性を指摘してるだけだ)
水道水の汚染が分かり易いのはそこに物的証拠があがるからだ。
そして、汚染の隠ぺいを指示した人間は処罰されなければならないだろう。(そもそも工事をする前にも分かったのでは?)
実際問題、責任の所在を追求して刑事罰を受けるべきだろう。 政治の作為による深刻な公害問題と健康被害
時間はかかってるが、スナイダー州知事(共和党)も訴追される可能性が出てきているのではないか↓
さて、
邦題『ヤバい経済学 』 (2007/4/27 スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー (著))
原題『Freakonomics』
この本にも書いてあるが知能犯罪は殆ど捕まっていない。立件するのが相当難しいからだ。
例えば、ソフトバンクの行った合法的脱税
何が行われたかの説明部分は↓ここがザックリ分かり易い気がする。
これは額が大きかったし社会的影響も大きいから、話題に上がったらしい。 発覚して脱法的だが合法だと結論が出るだけまだ分かり易い例かもしれない。 (その税金は本来福祉や教育の水準を上げたかもしれない)
このように物理的な健康が害される以外にも、見えない被害に蝕まれていく。
リバタリアンの事も考えていくと繋がるかもしれない。
アーマード・コア(PS)はこんな未来社会を想像してたかもしれないな。
日本も同じだ、というか他人のふり見て我がふり直せと言う諺もあるので太平洋を挟んだ隣国を見て襟を正すのも、助言してやるのもよい。 (必ずしも政治屋が悪いとはならない善意と悪意の違いがある。まぁ隠蔽があれば悪意と判断できるだろう。)
アメリカの水問題はなかなか恐ろしいな、日本でも同様の事が起きないか心配だ。
其れなりに効果のあるアクションと言えば投票率で示すのが手っ取り早い。
休みだからゴロゴロしながらグダグダ考えてるけど
アメリカで井戸水を使っている地域が、企業活動による地下水汚染でという話も以前合ったし。
『レインメーカー』や『エリンブロコビッチ』が映画になる背景にはアメリカ社会にそういった現実があるからだろう。
日本の水道は全国それなりに整備されてるから問題起きないかもしれない、それ以外の問題がおきてるか。
健康は大事だ、やりたい趣味も仕事も生活も、コンサートに行くのも健康があればこそ、鉛中毒で記憶障害とか嫌じゃん。
日本はどうなんだ? なんでこんなに平和なんだ? 安倍の何たらでちょっと雲行き怪しくもあるけど、なんなんだろうな。
最もただの無知かもしれんが。
あと少子化でもう先行き悪いけど、
(単一民像による国家統治の方が楽そうな気はしてきた。同族内の差別と向き合うのも地獄だけど、人種のサラダボールとどっちがいいんだ、いやこれは別問題だ、差別はなくならないで結論。)
割と健康、国民皆保険のおかげかも知れない。公平な福祉と教育の充実。
あとは人口のコントロールで1億から増えも減りもしないを維持すれば、、これはやばい思想だが、飢饉と口減らしは現実問題だ。
でも、公共空間でのマナーが悪くなってきているのはあるな。 特に携帯ながら見運転は極悪非道、即免停でもいいくらいだろう。(事故が起きてからでは被害者が哀れだ)見てないって言い張られたら終わりだろう?
多様性の強調をされるようになってるのとマナーと反比例してないか?(妄想) *1
妄想
自民公明党と民主党と共産党でバランシングするのがいいと思ってるんだよね。
見てると アメリカは二大政党制で、民主党も共和党も献金の出所が同じになってきたのが問題なんじゃないか?
日本でよかったなと思うのはやっぱり思うよな、嫌なことも不幸も多いけど、アメリカよりは公平、
内ゲバや同族同士の差別もあるけど、アメリカよりはマシみたいな、、、
夢の中の話
エンジニアにとってどうか?そんな局所的な話ではない。
GAFAが稼いで
いやそれこそリバタリアンの台頭ってことになるんかな、今よりマシになるとかそういうんじゃないよな、GAFAはフリントを助けないし。
どちらかというとフリーライドしているイメージも離れない。
アラブの春結局どうなったん?春になったん?
PG辞めて実家で農業やりたいのだが、虫が怖い、マジで虫に弱い、虫に強いパートナーが居れば何とかなりそう。
田んぼを半分潰して大豆を育てても良い、 田んぼ貸してるのに賃料を取るんではなく、こっちから整備代金を払うようになってるんだから、つれーよなー 田舎の過疎化と高齢化、地方の稲作の収入減(増えてる所もあるらしい)
これはもう農業するしかないな
もし自分が政治家になったら...
自分がやると、農業偏重と、外来種の虫を駆逐する方向に動くので、それはそれでよくないかもしれない。
いいかもしれない。<(自分は正しい事をしていると思う人間が政治家になってるからダメなんじゃないか?( ´艸`))
でも本気で農業をテクノロジーの観点から飛躍させたいかもしれない。
農家がもっと楽になって、食料自給率も上がる、環境負荷も下げる、人間関係の円滑にしつつ、
楽な農業だから、兼業が当たり前、クリエイターやりながら農業ができる。それが千年くらいは続けられるような
銃乱射事件と生徒達の行動
銃乱射を政治問題にするな=>政治問題なんだから政治問題にする。
生徒が一斉にデモをして全米に波及する
それはSNSがつないだ。
似たようなのを見たことあるアラブの春とかそういう、
生徒側は議会まで行って話をしても、NRA側の大人に頼んでも意味がなかった、
次は、
CNNの放送で生徒が議員に対して「今後一切NRAからの献金を受け取らないようにしますか?」と問う。
ルビオ議員は答えられない。
この構図は面白いのでみてほしいな。
この質問を単刀直入にできるシーンがそこに形成されたってのも面白い所で、大人が大人にやっても多分絵にならないのだろうか?
政治家同士ならどこからか献金を受けているから、我が身を振り返ればその質問は出来ないかもしれない。
大人はちょっと傷が多すぎる。
子供にはまだ選挙権は無いが、影響力は皆無ではない。
『デジモン』の映画だったら、この辺取り上げそうだったけどここまで無かったよな、
日本のアニメでやってくれるといいのだが、というか、やりそうなのだがやらんね、
作中でSNSがキーインシデントと対抗するようなアニメってあったか?
あったわ、、、
『ガッチャマンクラウズ』シリーズ
デジモンよりガッチャマンクラウズだわ、、、
良くここで思い出したな、、、
*1:多様性という言葉を使わずに多様性を守るようにした方が本当の目的達成に近づく気がしてる。どういうことか、いちいち相手の属性を説明されるからだ、属性の細分化はどうせ把握できなくなるんだから社会内で実際の使用に耐えない。ITの力を借りればとか論外テクノロジーに夢見すぎ。教育に重点置けないか?プロフィールに第三の性が出てきたことはなかなかSF世界を現実に追体験したようでなかなか面白かった。普通に設問に回答しないようにすればいいのではないか?いや、生物学的に両方だったりどちらでもなかったりする場合に対応しただけかもしれないのでそれはいいんだが。普通に生物学的な違いという現実は受け入れることが成長だろう、ただ保留し続けている現実を受け入れられないのはモラトリアムであって未熟さではないのか?違うと言えるのか?それ以外の視点があるとして説得力あるか?