良本:失敗学

失敗には、良い失敗と悪い失敗がある。

明日を今日よりいいものにするためには、良い失敗を増やして、悪い失敗を減らすことなんだ。

でも、そのためには何が良い失敗で、何が悪い失敗かを正しく知らなくちゃいけないんだぜ。

そして失敗を貯めて共有できるようにしていこうぜ。

もっと書きたいことがある・・・後で書き加えよう。

失敗を伝える事伝承させる事も重要さ。 テレビで畑村さんが失敗をどうやって伝えたら伝わるのか解説していた時の事を覚えている。 圧力実験で破片が飛んだ時の説明を、他人の経験を実感を持って受け止めて同じ失敗をしないように気を付けてもらう そのためには生々しく語る事なんだって。

リーダブルコードにも書いてあるね、コメントを書くときには感情をこめろという事が、それに通じていると思うんだ。

素晴らしいチームや組織を作るには失敗学が重要な武器の一つだと思うんさ。是非読んで成長する組織を作ろう。

失敗学のすすめ (講談社文庫)

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失敗学実践講義 文庫増補版 (講談社文庫)

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メッセージと、ブレードランナー2049の個人的覚書

映画感想

個人的な覚書き。

昨今何かと話題のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品2作

「メッセージ」

見どころその1:

冒頭出てくる遊んでる母娘の姿、娘さんの衣装がかわいい、馬を模して4本の足が服からぶら下がっていてまるで馬のコスプレのようだったぞ。

気になるところその1:

フェルマーの原理での説明がなかった。実はずっと何か物足りないなという気がしていた、正体がわからぬまま時を過ごしたけど最近思い出したのがこれでした。 原作では、このお話の鍵になる仕組みの説明についてフェルマーの原理を元に説明されていて、これを映画ではどんな風に説明するんだろうとちょっとワクワクしてたんだけど、フェルマーの原理は出てこなかったんだよ。

メッセージはとっても面白いので見てね。

ブレードランナー2049」

気になるところその1:

K は自分の記憶が作られた偽物だと思っていたけど、ある時にその記憶は実際にあった事の記憶だったと確信することになります。 その後レプリカントの反乱組織と接触して、自分のその記憶は移植された物だと明確になるんだけど、そこで K が心底落胆してしまう。 でもそこはとても変で、なぜ落胆するのか全然腑に落ちなかったんですよ。

そもそも K は自分が特別な存在でありたいというシーンはなかったし、 本当の父親に会って何かが変わって何かが満たされるというような事を期待していたシーンや素振りもなかったし、 レプリカントから生まれた存在だからどうなりたいとか、そういう事は全く描かれてなかったと思うので、不自然で仕方なかった。

私が映画を見ている時は、 K はあくまで捜査中だったんですよ。 操作の過程で、 男女それぞれのデータが存在している事を見つけているし、 記憶についてもレプリカントの記憶は移植もされるという事を理解している。 自分が持っている記憶の真相とは何かも含めて、まだ何も確証のある所ではない だから、それを捜査しているんだなと思ってみていた部分もあるわけです。 なので不自然さを感じている。

K は今のジョイとの生活もそこそこエンジョイしている様子だったし、、、。

ブレードランナー2049は、アメリカでも伸び悩んだ事とか、 日本でも評判は芳しくない物もあるけど、 ブレードランナーのファンだったら見てみてね。 うーん、でも、そういう人はもう見てると思いますから余計なお世話ですよね。 失礼しました。

イノベーション?日本だと向いてない?でもそれって幻想じゃないのって思いつきの話

また、脈絡のない話を読んでくれてありがとう。。

そもそもばっかりです。

時代とともに移り変わる世の中、日本も変わって来ました。

そもそも、文明が成立して以降は、変化しない時代などなかった。

さて、日本ではイノベーションが生まれないと言う話がまことしやかに囁かれていますが、

これは一種の幻想なのではないか、そう言うふうに考えて見ましょう。

「日本ではイノベーションが生まれない幻想」

第一案、 そう言う幻想をでっち上げられた記事が好んで読まれるから、そう言う記事が増えてるだけなのではないか疑惑を提唱したい。

第二案、 イノベーションビジネス仮説。イノベーションを謳い文句にしてセミナーや講演や企業相談や啓発活動を行うことを生業とするイノベーションゴロによる活動。

第三案 イノベーションは生まれているが、どれも売れてないだけ仮説

では、日本ではイノベーションが生まれているのかどうか、 ソニーウォークマンは昔の話。 日野自動車パリダカ優勝表彰台独占も昔の話。 未来工業株式会社まさに電気業界のイノベーションだがともかく国外の状況は全く分からない。 ゲーム業界FC、SFC、PS、SS、  マイクロソフト参入、海外ではFPSが人気を博す。そしてJapanRPGの不振。セガのハード事業撤退。  任天堂、今は順調そうに見えます。どの業界にも波はある、停滞期があってイノベーションが生まれていないと叫ぶのは問題をすり替えてる気がするぜ。

そもそも 日本以外ではイノベーションが生まれているのか?  いや、この問いは微妙だ、 世界規模で見たら常にどこかでイノベーションが起きていても何の不思議でもない。 世界と日本を比べてどうする、世界と戦っても圧倒的な物量差があるのだから、そもそも戦うものじゃない。 世界の中に存在を認めてもらえればいい、そのためには他者を認める所から始まる。

そもそも、 イノベーションが生まれているか、いないかという事象を、どう計測しているのか分からない。 また、その計測方法は正しく計測できるのかどうかが門外漢にはよく分からない。 まずはデータを確認しなければ何も始まらない。

そもそも、 イノベーションは必要なのか?という問題。 競争原理の中でより多く富むために、他者より優位に立たなければならない、 そのためにブルーオーシャンを掘り起こそうとする、、、 それはある種のゴールドラッシュや、一攫千金を夢見る山師の発想にも近いのではないか。 まぁでもそれによって、テレビは生み出され世の中に広まっていった、活版印刷しかり、

農作物とは違うからね・・・ 手間暇をかけていいものを作っても需要によっては売れないからね、これも難しいものだが。

そもそも イノベーションで何をするのか、企業の利益を増やしたいだけなのか、それとは違うことなのか???

そもそも、 最近の流行りを見ていると、ブラックとの対比構造を作って(またはそれを前提として)甘い理想を提唱する記事を見かける機会が増えた気がするが、懸命な努力を促す記事を実は見かけない気がする。 いや見かけているかもしれないが、 その努力はやはりその人のものだから、読んでも体現するまでには至らないだろうと思う、その人の才能とマッチしていたから継続できるという事はあるぞ。 自分ができる努力は自分で見つけるが、それは他人にも簡単に適用できるものではない。なぜなら自分が好きなものと他人が好きなものは異なるから。 そして使っている言葉のニュアンスも違うから伝わらない。

そもそも 地道な努力なぞは、あまり至極真っ当すぎるせいなのか、地味な話のせいなのか、既出すぎて新鮮味がないのか、読み手に敬遠されがち。(ジャンプ漫画でもない限り) 代わりに、夢と希望にあふれた記事が好んで選ばれる。 ブラックについて特に言及することはないが、努力とブラックを結びつけて考えてる人がいたらそれは言葉の使い方間違ってるから調べなおして欲しい。 ドラゴンボールHUNTER×HUNTERは努力を奨励しているので参考にして欲しい。 日々の努力がなければ飛躍は起き得ない。

つまり、 努力したい人をいかに助けるかが、イノベーションのカギですかね。  この努力がまた曲者で、その人の才能が認められるものかどうかという問題とかある、 誰でも好きな事ならできるさ、出来るけれども、その人が好きな事が役に立つと認められるかは別問題、 役に立たないだけならまだしも、他者や社会に害悪を及ぼす才能や努力というのもあるわけで・・・。 まぁそういうものはとりあえず法律に任せましょう。 ここでお約束アンパンのマーチ 「何が君の幸せ?何をして喜ぶ?わからないまま終わる・・・」 それが人生ってやつさ。

  • 日本には日本人の気質に合った組織体制を作ったほうがいいんじゃないのか仮説。

欧米のやり方はよくよく取り込んできてTVニュースに流されるが、知識人もそう言う発言の方が取り上げられやすいが、 それを逆に捉えれば、中韓後進国とされた国のやり方を学ばない。 と言うある種の傲慢さがある。

欧米のやり方、成功しているグローバル企業のやり方を、取り入れよう、それはいい事だ、 だがその方法や哲学なんかを現地の企業に適用するには、 ローカルに落とし込む必要があって、そのためには自分たちで研究して実験して失敗して、 やっと身につけられる物なんじゃないだろうか。

今が栄華のグーグルも、平家のようにいつかは潰える。 かつて日本企業がイノベーションを生み出して?外国企業より優位に立つ事ができたように。

そもそも、日本ではイノベーションがないわけがない、これだけの人がいて日々活動していて競争原理にも晒されている。 ・・・若い労働人口が減って来たのが原因仮説

疲れた、おやすみ。 2017年11月12日

イノベーションの本

ルワンダ中央銀行総裁日記:その外側のこと、増補に対するものとか

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)


追記メモ

しゃいん氏が語るルワンダ中央銀行総裁日記著者、服部正也氏のアレな面 - Togetter


面白い本でした。
オススメ。
現実に異世界転生して無双するとこうなるという。
無双するためには当然専門知識と能力と経験が求められると。
なので異世界転生でチートさせるなら30代40代で積み重ねのある人でなければダメだと思います。
幼女になったサラリーマンはまだ若い気がします。
エル君もただのロボットオタクだし。
いやどちらも作品の方向性にマッチさせた設定なので文句は全くないんですが!

すみません、そんな軽い事はどうでもいいんです。

本の終盤に増補として載せられたお話を読み思うところあって記述。(本の主題についてではないので、それはまた別途なんとかしたい。)

ルワンダ動乱は正しく伝えられているか」と題されている。
<増補1として1994年に発表>
内容は、
世界的に報道されている内容、主にアメリカのメディア「ニューヨーク・タイムズ」「ワシントン・ポスト」が発している情報が公正では無いと言う事。それに対する筆者の視点である。
筆者はルワンダで6年の長期間、現地の人々と密に接して、実りある仕事を達成しているのである、そしてこの本を読む限り誠実な人格が伝わってくるので、目先ばかり考えて仕事をする外国人の意見よりは信頼に値する意見だと思う。
そして、日本の報道については、ルワンダについては遠く離れた場所の事だから外国の情報に頼るのは仕方がない、しかし、事実の分析についてまで「ニューヨーク・タイムズ」などが発する情報を鵜呑みが多く、自主的で冷静かつ客観的な判断がかけていると思う。と意見を述べている。

これが1994年の日本国内の動態だが、しかし、2017年の今でも同じ様相ではないかと私は感じる。
思想や概念や事実の認識についてアメリカはじめとする白人社会から輸入されるものが多いと思うのだがどうだろう。
もちろん、それ自体が悪いと言うことはない。実際にはそんな事もないかもしれない。
ただ、自分たちが自主的に考えて取り込んでいるのだろうかと私は疑問に思っている。
それがなぜかと言うと、そうして輸入されたものは定着していないと思ったからだ。または正しく理解されて定着していない。
解釈されてまたは曲解されて国内に広まっていくように思う。そうなってしまった物は本来の認識から外れ、当然ながら実態とマッチしないから現場を混沌とさせるだけではないか。
ポリティカルコネクトレスしかり、DevOpsしかり、民主主義しかり、サイレント・マジョリティしかり。
ある事柄は流行りに乗って通過し、またある事柄はある実態について都合よく解釈し広めるための道具として使われる。
聞きかじった程度の事柄をよく考えずに、目新しいからカッコイイからと掲げて短文を繰り返す。
一見して分かり易い気がする。本当は理解していない。
あ、処理流暢性に流されていると言いたいのかもしれない。

特に去年今年とまた聞き覚えのないカタカナを耳にした事で色々と思ってしまったんですね。
 変だなって思うのは
そのカタカナとして輸入された概念は、そもそも日本の中にも元々あるのに、なぜ自分たちで発見し自分たちの言葉にできないのだろうかという事なんだけど、、、。
こんな説明で分かってもらえるのでしょうか。

これも面白い、仏教の言葉を翻訳して広まった言葉もある。

成城山耕雲寺 仏教から生まれた日常の言葉 差別(さべつ)

こういうことは往々にして起こるのだから、上で書いたことも往々にして起こることなので捨て置けば良いだろうという考えをするのだとしたら、また別の問題を孕む。その考えは、今を生きている人間があるがままという体にして見ないふりする事ではないだろうか。
そうならないように不断の努力がされて積み重ねられてきた物が大きな成果を生んでいるのだから。

以下略。

リンクを開けたら載っていた。:マンガとアニメーションの合体

www.comicanimation.jp

気づいたらいつの間にか、押井監督がまた何かやっていた。
面白いのは、昨今では1話目は無料として立ち読みの様なことが珍しくないのに、これは珍しく1話目から有料だったのだ。
でも押井監督には固定層があるから、ペイできるんじゃないでしょうか。
いや、ごめん、わかんない。

コミックアニメーションと銘打ってるけど、その前にモーションコミックとか、デジタルコミックとかがあった気がする。
昔々、
マンガ形式コマ割りされた画面の中でアニメーションさせている映像作品を、
TV放送されていたデジスタか、D’sガレージのどちらかで見た事がある。
そう言う意味では手法的には割と珍しくない感じでしょうか。 このジャンルってあんまり触れた事ないですね。流行ってるのかどうかもよくわからない?
一番面白そうだったのは「メタルギアソリッド バンドデシネ」です。
(当時はPSPに限られるのが残念なところだったかも今ならアプリで出してくれと言う気がしなくも無い)

メタルギア ソリッド 2 バンドデシネ(DVD VIDEO)

メタルギア ソリッド バンドデシネ

技術的なところで HTML5でアニメーションを作ったとの事。 使用された制作用ツール Edge Animate の宣伝がある。

gallery.adobe-web.jp

APPLE(アップル) iTunes Card アイチューンズ カード - 3,000円

Google play card 3.000円

結構つまんない話。解散と選挙とか。

政治の話なんてしてもしょうがないっすよ。 だってつまんない事話してるだけじゃん。 政策が、自民党民主党で大した差は出てこないから。

読んでくれた皆さんありがとう。
稚拙な文章にさらにちょっと怒りみが入ったと思うけど、それはごめんなさい。
あとなんか、誤解されそうで嫌だ。
一応、好きな議員や好きな政党はないです。
怒ってません。
まぁなんか20世紀を抜けて発展途上国が発展して豊かになって、日本としてもライバルが増えて色々大変だなぁって思いますが、まぁ何とかなると思いますので頑張っていきましょう。

今回の解散の件は、先月田舎に帰ってテレビをつけたら総理が解散するっていう噂を見て知りました。
私はその程度です。

まず僕は、狡いと思ってる"システム"があって、
「権力者の側が好きなタイミングで解散できる」っていう事。
衆議院によって解散が決定される場合はまた別な話ですので、それはよろしくお願いします。。
基本的に、有権者が「その解散妥当じゃないよね?」と考えてその所属する政党に票を入れない
という事を考慮すれば解散を踏みとどまるという事もあるかもしれないけど、でも固定票は動かないよね。
小泉さんが郵政解散してからという物、是か非か二択を問うという国民投票的な意味で使われて、それが受け入れられてしまうような気がしていて気が気でない。
実際、今回解散した事が責められている度合いも少ないように見える。 そもそも任期を全うできない内閣っていうのは、その程度の物だと考えるまでもないとさえ思うんだけど。 まぁそれは状況による物だからそんな雑な事ではないでしょうけど。 今回はまさにそれだと思ってる。

システム的に狡いと思うのは、権力者が自分にとって一番有利になるタイミングを見計らって解散できるという点ですよね。
ゲーム性を考えるなら、そういうゲーム性にするのかどうか検討すると思うけど。
ゲーム性を第一に考えて作るもんじゃないよね。

選挙にかかるコストがある、
時間を割いて、候補者を比べてとかそういう事をやってる暇は惜しい。
選挙活動の手間とか、有権者の負担はせいぜい主張と意見とを読んで投票するだけだったりするんだけど。
政党や議員にかかる負担についてはすごい大きいよね。
これは、自分らの仕事に見立てて考えたら分かりやすいと思うんだけど、
予定していたプロジェクトのマイルストーンとか資金とか人手とかが、
解散しますの一言で
別なプロジェクトが立ち上がるわけですから、想像するだにやってられないと一瞬思いました。
議員はその役割上、やらざるを得ないからやるしかないという状況、そういうのを自分の身において想像する事はできなくないと思います。
現場は混乱があると思う、優秀なプロマネが入ればとかそういう幻想ではなくて、そういう状況に陥る事がすでに失敗しているとも言える。
僕はその時、転職活動をしてると思います。

また、メディアにかかる負担もあるっていう事についてはなるほどと思いました。

小選挙区制度」
得票数の割合が少なくても当選するっていうことがありますよね。
中選挙区制の方が良かったとか民意に近いとかそういう話は色々出てると思うので割愛。
僕はまだ中選挙区制がいいかどうかは良く分かってない。でも小選挙区制よりはまともだと思ってる。
その程度です。)

東浩紀さんの今回の選挙に対する以下の主張は、まとまっているので一読をお薦めする。
 お薦めするのは、私も共感できる部分がそれなりにあるから・・・。
 それは選挙のコストと、システムの問題と、ポピュリズムについてです。
この人を嫌いな人は沢山いるみたいだけど、話し方とか態度とか、僕も動画見ててそう思うもん。
それは一旦取り除いて、その内容に対する意見も大事かなと。
引用して解説しようとしてるブログも多々あるけど、長文と言っても大した量じゃないので元のページ読んだ方がいいでしょう。

ただし、上とは別に特に好きな一節があったのでリンクをのせておこうと思いました。
それは、
引用は面倒だったので、思い出しながら書きますと以下のような物だったかもしれません。

<ー
人の心について、 政治は二択で決められる物ではない、複数の要素が矛盾して見えても絡んで来ていて、一概には何ともいえない だけども進めていく事になる。 人間であって、矛盾を抱えていて、ある程度振れ幅があって、自分がその範囲に収まっているのが自分で分かってれば、それは矛盾しててもそれを抱えて進めていけるという。 色々抱え込んでるけど、その政党に加わっててっていう、
ー>

僕もたまに民主党について相手が雑に話すときには、育てる意識とか言うのでわかりみが深い。
否、勝手に共感し他だけなので違うかもしれないが。
<ー
20年かけて育てたものが壊された。 ー>

選挙には行くけど、一応、でも、賛同できなくはないと思いました。

  1. キャンペーン · 衆院国会議員: 2017年秋の総選挙は民主主義を破壊している。「積極的棄権」の声を集め、民主主義を問い直したい。 · Change.org

  2. 「今回の選挙、くだらなすぎる」 投票棄権の賛同署名を集める東浩紀さんの真意とは?

総理大臣の意思で国会解散というのは、自分の記憶で一番古いものでは小泉総理の時に当たるわけですが、 民主主義の論理とどうにもマッチしているとは思えなくて、でもその自分の考えが世間の風潮とは違うらしくてなんかモヤモヤしてたんですけど 今回も同様に変な解散してるのでよろしくないという感じではもやってます。

私見
自民党公明党は権力の側で総理大臣を出していて、解散する立場になるので除外
希望の党、極右なので論外
民進党(民主党)残念、破壊されたという説明が響く。前原さんは理性的で論理的だなぁと何となく思ってたんだけど。
立憲民主党 分からなくもないけど、それ本当は民主党で前原さんとかとやってくれなきゃっていうか、
共産党 いつも席が少ないので入れとく。 消極的投票戦略。 志位さん辺りから自衛隊を認めるようになったので、あとは自衛隊の合憲化は目指して欲しい。

でも僕は中道左派がいいと思ってたりもします。

The DevOps 逆転だ(THE PHOENIX PROJECT)

「The DevOps 逆転だ!」と言う本を読んでます。読んでから何がしか書こうと思いますが、今思う事もメモしておこうと言うことになりました。

概要: 小説形式で会社のIT運用のあり方というものをご教授してくれるいい本です。

雑感: 面白くなるまで時間がかかった。
いろんな理由はあるが、そもそもセットアップ(物語の立ち上げ部分、主要メンバーの配置と物語の動機付け)がつまらないのだ!

それは以前読んだ「THE GOAL」と構造が似ていた。セットアップのつまらなさも似ていた。 しかし、一旦そのポイントを読み越えると、なかなかどうして面白くなってきます。

人物描写も個人個人の感情や内心を描きつつ、それぞれの関係性がドライなタッチで簡潔に描かれていてそのどれもが妙にハマっている。洋画チックなのだ。
一見すると本書の主題であるIT運用についてのお話が減ってしまい疎かになってしまうのではと懸念されるかもしれませんが、
しかし、読者の興味を引いて行こうと努力している結果に違いないと思うので、私はとても肯定的に読みます。
また一冊の本でDevOpsのことを理解しようなどという事もありえない事は、自明かと思います。

巻き起こるインシデントの数々が、この物語の次の展開を期待させる。 物語中盤を越えるに至って、ありえない程の最悪の事態に流れて行っているのがすごい。 企業のIT運用の実際がどうかは分からないが、ありえないぐらい最悪の事態を用意していくれていると思う。
最悪とはいえ踏みとどまっているのだから、最悪ではないかもしれないけど、本当に関係者各位は"どん底"である 。
ITの失敗が企業の破綻に繋がっているところをまざまざと見せられて面白いです。 その失敗というのが、これは是非とも実際に読んで楽しんでもらいたいです!!!  チームが破綻している場合に何が起きるのか。
ほんと、ありえないから!!!

上層部の妄想的な現状認識、どう見ても無理な要求、 どう見ても明らかなスケジュールの破綻、社運を掛けたサービスアプリケーションをろくなテスト期間も取らずに本番デプロイするなんて!!

IT運用責任者となった主人公の警告の無視した上層部の判断 状況の転落の程がありえない、いくら何でもどこかで歯止めが効くだろう、と思いながら読んでいたが、 このくらい極端であるから面白いのだとも思う。 DevOpsをご教授されるにあたって、とことん最悪な状況を想定するのは、意義や効果を理解してもらうのに打ってつけであり、 また、同様な事例で苦しんでいる人々に危機感や情熱を抱かせるのにも最適であるような気がしてきます。

この本はそもそもDevOpsによるIT運用を啓蒙する物ですから、 物語は、このどん底からPHOENIXのように羽ばたく事が約束されているわけです。 読者である私は主人公と共に過ごし、時に共感しながら、ITの理想を求めて 出会いと別れを繰り返し新たな知見を獲得しながら成長してきました。 彼らがこれからどのように羽ばたいていくのか、とても楽しみなんです。 (期待しすぎですって? 心配御無用です、分をわきまえた程度の期待ですから。)

The DevOps 逆転だ!