蜘蛛ですが、なにか?(アニメ)
異世界転生かー、今度は蜘蛛かー、ノベルの頃から数えると結構な年数立ってて今更な事ですが、
最近アニメを見てたらなんか妙な感覚になったのでメモっておくのことよろしく。
何が妙だった?
「3Dのパートで、キャラクターとボイスがマッチしない、画面に声が乗ってるような感覚を覚えた。」
絵を見せながら声を充ててる人が、後ろに居るというような感じ。=そりゃアニメってそういうもんでしょってなもんだが。
普段なら脳内補完が完全動作してる所が、3Dアニメはまた別なんだろうか。
言うなればキャラクターを3Dにしたときの違和感が邪魔をしてくる。蜘蛛なのに。
蜘蛛のキャラクターが3Dだったのよ、特に珍しくも無いし、沢山アクションさせられるし非人間を意図通りに動かしてもらうの結構大変だよねってんで、それは良し。
ずっと見てたらなんとなく表情が固いかも(?)って、ちょっと引っ掛かったの。
でもTVアニメの目パチ、口パクなんていつもの事じゃん?
それに主人公蜘蛛のルックは上手く出来上がってるのも分かるじゃん?
よくわかんないけど、一つ分かったの。
これは悠木碧さんの「芸」によって成り立っている。(支えられているというべきか?(どっちでもよい))
序盤から中盤まで蜘蛛子さんのシーンはずっと一人芝居なんですよ。
普通、だいたいは主人公が居てその仲間やライバルっていう他のキャラと絡んだりするのよね。
でも蜘蛛子さんは一人黙々とモンスター(モブキャラ、喋らない、会話無し)と死闘の日々。
で、自分はいまだに3DCGIの動きに違和感を感じてしまうらしい。(「VISITOR」とか見てたから脳裏に焼き付いてるとしか思えん)
自分の感覚的に、画面と声が分離してきて、紙芝居に横でおっちゃんが声を充ててるような感覚を覚えた。
それで、その悠木碧さんの芝居が超ハマってて、見ていて楽しいの。
閉塞してる洞窟内っていう場所で、一人芝居が続いていると声優の地力が滲んでくるよね。(わからんが)
他の人がやったら他の人の色が出てくるんだろうけど、幼女戦記の幼女の多面性からして流石だったんだと思うから、悠木碧さんは流石なんやな。
兎に角この蜘蛛ですが、なにか?めちゃくちゃ面白い。
おわり