R.O.D

R.O.D読子・リードマンが主役張ってる最初のOVAとマンガを見ていた。

縁あってまた見たところ、読子もやばいがアニメもやばい、今でもワクワクしてきますね。 このBGMでイギリスの組織っていう所からして007の流れもある。 冒頭で平賀源内がホワイトハウスを破壊し尽くすところから入る所とかばかばかしくて面白いよ。 こういう変なエレキな人たちと能力で闘うお話だよっていう分かり易い宣言ですね。

読子好き過ぎる。
神保町を根城に、欲望に忠実なまま本を買い漁る日々、金に糸目を付けぬ、部屋は汚い、眼鏡。
部屋にはねねねからのメモが張ってあったので、この時はもうねねねと繋がってるのね。それなのにねねね先生は全く出てこない。
欲望優先だから店先で一冊の本を取り合ったら絶対譲らないし、本を読むのに没頭したら周りが見えないぐらい。
雰囲気的におっとりでぼさぼさ頭なのに、ファーブルに本を盗られた時は、即行動で取り返してる辺り、恐ろしい奴。
本物の集中力

この神保町には会員専用の書店があってエレベーター備え付けの秘密端末にカードを通すと地下に降りていくらしい。

アクションカッコいいのだ
世界の偉人たちが偉人らしい特殊能力を繰って戦う。変と言えば変なのですよマンガだからいいのだ。 読子は紙で戦う。紙のリボンがアスファルトに突き刺さるだの、紙でなんでも切り裂くだの、そういうやつなんだけど 其れよりも読子が良く動いてて好きなわけですよね。

そいつらがいる世界が面白いんよ イギリスの図書館の部屋にあるカーテンを閉める変なギミックとかが凝ってて面白いのだ。
平賀源内がエレキテルでホワイトハウスを破壊したり、ファーブルが昆虫に乗ってやってくるとか、
これ唐突過ぎるんだけど、事前に記事やらPV見てたせいで流してしまった。 でも、これ前情報なしで見たらどうなるんだろう、
神保町のど真ん中に市バスぐらいの大きさがあるバッタに乗って現れる。 エレキテルの次はバッタかよ、意味不明な事件の中心に読子とアクションがあるのでとりあえず飽きない。

そこからイギリスで説明シーンをやって、これが最初の十分位で今作のセットアップ完了という感じですね。 イギリス大英図書館が基地になってて、スパイ物アニメらしいわんぱく感あります。

ROD全く関係の無い話、 2000年前後、当時のアニメはどんどんデジタルに移行していってた時代と記憶をしてるんだけど、
当時のCGIで作られた画面ていうのは、それまで作られてたアニメの色みと質感等が全然違くて、
見てすぐ分かる如何にもCGっぽい色みの具合とかは全然好きになれなくてまず違和感を感じてた。
昔『R.O.D』を見ていた時も同じ。結局他の作品でもそのCGっぽい色味っていう物には慣れなかった。
今の時代だと色数も増えて、撮影処理も変わっていてCGI故の違和感は感じなくなってるけど。撮影が凄くなってるから。 見返したら当時感じた違和感も思い出した。 違和感あったけど、すごい物はすごい好きだからしょうがない。