メイドインアビスこわい

劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明- 公式サイト

個人的には映画見れて嬉しい、生命の賛歌でもあり、 生死が隣り合わせの現世と希望というのをよく描いてると思うんだ。 分かんないけど。

だがしかし、

やっぱり自分も苦手な物というのはあるわけで、 そっちの系も分かるとはいえ、

心身の自由を奪われる、人体をもがれる
表現的に一定レベルを超えた物を公でやられるというのが苦手なのかな、アングラでやるなら安心だ。

演出力もハイレベル、絵的なリアリティも高いので、、、

その上であの残酷描写である、

皆、こんなの見て本当に大丈夫なのかとまたもや余計なことを考えてしまうのだが、一応R指定はついていたのだった。

意識を残したまま人体欠損箱詰め、これはヤバイ。

生きる充実と希望という素晴らしいテーマを完成度も高くやっておりますので、
それが、穿った見方をすれば残酷描写やるための言い訳になってるんじゃないかとか
とまぁ、余計なことを考えながら見てしまうわけですね。

隣国の業界の倫理だって人体欠損だめらしい、スターウォーズでは片手が飛んだけどディズニーはやらないと思う。 だから、それとこれを比べたところでどうしたって感じだが、

それはアングラでやるものだろう?
という考えが出てきてしまうのだ。
アングラなら安心。 R指定なら安心ではないなぁと思ったのは、 R指定付いてるの知らなかったもん。
いやそういうジャンルの物だってのは分かって見に行ってるけど。

ハガレンのニーナも残酷だけど残酷描写には行ってない

まぁなんだ、
自分が特に恐ろしいと思ってる部類の残酷描写だったから色々変な事を考えてしまうんだね。 それが人間によって成されるというのも恐ろしいね、人間て恐ろしいんだねってのは、
そもそも自他共に顧みても反論できない所があるからなのじゃないだろうか。 鏡を見せられてるような風に思う人いるのかな??

まぁなんだ、
恐ろしいと思いつつその一方で、デモなんとかっていうのをプレイしているわけだから、よくそんなことを言えるものだと思われてしまうわけですが。
アングラでやる分にはいいんだ。会員制にして身内で楽しむとかそういうジャンルなのではないでしょうか。 きっと。多分。

バトルロワイアルは物議をかもしたけど実写だし、特に臓物は出ないし。どことなく滑稽に見えたのですけど。まぁ人間同士でやり合うのって怖いのかもね。 クリーチャーに食われるなら、納得できる所も、 同じ人間の作為によってやられる方がおそろしいよね。 キノやエルメスもそんなことを言ってたんだからわかるだろう

もう一つ思ったのは、歳を重ねると子供を信じられなくなるのかもしれない、子供だって毒に耐えられるようにならなくちゃいけない、毒抜きしたものばかり食べさせたら変な毒に当たっちゃうかもしれない。
しかし、それは別な話だ。

米国の一部地域でジョーカーの上映で警備強化されたってのも、ある層にいる人間からみたら本当にやられかねないという意識の表れがあったのだろう。 きっとなんか自覚してる所があるのかもしれなくて、それで過剰に反応させられちゃうみたいな人間の行動パターン。