下書き ハリウッド版の攻殻機動隊「ゴースト・イン・ザ・シェル」を見た

ゴースト・イン・ザ・シェル

結果、とりあえず見たという感じになってしまった。

ネタバレ注意です。

いい所!

  1. 英語圏のための字幕がカッコイイ!
    字幕版で見たのですけど、
    そこで当然ながら、例えば日本語などで喋っている部分では英語の字幕が出てきます。
    そこで出てくる字幕がその映画のスタイルに合わせてレイアウトやフォントのデザインがされていて、カッコイイ

  2. 士郎正宗原作漫画と押井監督版で見られたシーンが大作映画っぽい実写で再現されている。
    ・押井版のオープニングムービーが再現されていた。サイボーグの体が製造されて行く過程、そして素子の脳が入る。見ていてあちゃーって思いました。でも、元を知らない人が見るんだから素晴らしいと思います。
    ・サイボーグの無数の指がキーボードを叩く所、(変形するところは描かれなかった。勿体無い。)
    ・スパイダータンクと呼ばれる戦車(六課の戦車)その戦い方
    挙げたらキリがないですね。

ちょっと惜しい所

  1. 微妙な混ざり具合 最初に追いかける犯人が人形遣いとクゼを混ぜた感じ
    (関係ないけどクゼの見た目がメタルギアソリッド雷電のようなイメージと被った。)
  2. 押井監督版に寄せたせいで「フチコマ」が出てこない。
    当然ながら大金を注いで過去の作品に寄せるなら、PS攻殻機動隊OPの方を参考にしてフチコマ大活躍させてくれたら
    もちろんランキング1位とったアニメの方に向かうのは理解。

テーマ

テーマの一つは主人公のアイデンティティーを探し求めてる事、大企業の支配から脱却して強いヒーローとして独立する。

というわけで、士郎正宗さんの攻殻機動隊がハリウッドで映画のシリーズになったら、面白いと思うんだけど。
どうでしょう。

個人的な希望

フチコマ出して欲しかったなぁ。 フチコマってAI搭載してて隊員たちとお茶目なおしゃべりで場を和ませてくれるとってもかわいい奴らなんですよ。

トグサが最初からプロっぽいというか、トグサって新人として入ってきてるキャラだったから、もっと失敗してフォローされる所があった方が続編への手がかりにもなっていいんじゃないかとか

ドラゴンボールみたいにオリジナル設定でやりたいようにやられるのも悪くないんじゃないかとも思います。
攻殻機動隊っていろんな可能性のある世界設定だから、宇宙に行ってもいいと思うわけです。(小説版かな)

攻殻機動隊〈2〉STAR SEED (マガジン・ノベルス)

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