最近の事、音楽:川井憲次

音楽 川井憲次の楽曲は深い

先日、某原画展を覗いてきた時の事。
そこに流れているBGMがどうにも琴線に触れてくる。
あー川井憲次っぽい楽曲だなーと思いながら聞いていたら
案の定やっぱり川井憲次だったという。

彼の曲は聴けば、それが彼の曲だとわかる。それが聞いたことのない曲でも。
それは、彼のどの曲にも似たような感じがあるからだとも言えるのだろうけど、それなのに聴いてみれば同じ物もなく退屈でもなく聴いてみれば新しい。 そういう特別な所があるなんとも面白い音楽屋さんなのである。

ちょっと前の事では「ジョーカー・ゲーム」の第3話を見ていた時なのだが、
ふいにパトレイバー攻殻機動隊を見てる感覚になって一瞬混乱した。
曲が川井憲次だったせいなのは明白だが、音楽で錯覚させられる事もあるのか、そういう体験が得られた事は面白かった。

そういえば最近音楽を聞かなくなってきたせいもあって聴く力が如実に衰えてるけど。
以前は、全方位カバーしにいくような菅野よう子の楽曲でさえ特徴的な感じがあって聴けば彼女の曲なんだと感じられる事もあったので、やはり作り手の拭えない個性はどこかにあり、それは特に長く聞いていれば感じられるようになるのだろう。

そういう物、10代の時に聞いてたそれらがやっぱりずっと残ってしまうのだから、まぁ大事にしたいものですね。