Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 特番〜6話まで一気見しました。

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀

台湾で布袋劇と呼ばれている人形劇で、これを映像化した作品。
特撮と、CG合成などされて派手です。
幼少の砌に見ていた、三国志やひょうたん島のような人形劇とは違うアクションがあるところが素晴らしい。
それが日本の創作者らと共同で制作されました。

あらすじは、伝説の剣を守る為に悪党と決戦に行くという感じです。

閑話休題

6話では  殤不患(ショウフカン)が、妖魔の合理的な考え方に基づいて己自身の発言の矛盾を突かれているシーン好きです。
妖魔の刑亥(ケイガイ)によると、妖魔は究極の合理によって行動するという、
それに対して人間というものは非合理的で訳が分からんという感じだそうです。
まどマギで言う所のQB的なものですね)
物語は、刑亥の合理的な意見や考えを通して殤にぶつけることで、彼の内面に迫ったのかなと思います。
 殤が問題を抱えていることが浮き彫りにされたのではないかと。 (便宜的に問題という語を使いました。)
ここで結論は出ませんでしたが、いずれ明かされるでしょう。

なぜこんなシーンが好きなのかというと、 今まで考えていなかった主人公の問題を浮き彫りにして気づかせてくれると共に、
その妖魔刑亥が色っぽいからです。 以下

妖魔から、お前が何故ここにいるか全く理解できないから信頼できないと言われている。 妖魔は天刑劍の恐ろしさが何より一番であるから、利害の一致する敵と行動している。 その他のキャラクターも行動原理は特徴付けされているためわかりやすい。 ただ殤は登場当初から風来の身で、未だ過去や目的が明かされてはいない。 (最近、西から人の身で越えられるはずがないと言われる峠を越えてきた事が明かされている。だけ) それがこの妖魔との会話で浮き彫りになる。

殤は風来坊であって、巻き込まれて命を狙われる事になった、どうにも悪い奴等らしい、傘の義理もある。
人助けとそれに見合った敵を払う力がある。
なので普段であれば、そこはフィクションの都合として
納得しながら見てきているわけですけど、そこで問いが発せられた場合は別です! こういった事からキャラクタとしてリアリティが出てくるような気がします。

訳知り顔の凜雪鴉もそうです、謎を孕んでいて、腹に何か抱えているような人物。
ただし、この国のその筋では有名人らしい。
この殤不患と凜雪鴉はそれぞれ異なる謎を抱えていて、絡み合いそうな予感。
それぞれ
殤不患は自分の内側に問題を抱えている。
凜雪鴉は自分の外側に問題を抱えている。
さてそんな事があるのかないのかは、知らないけど。
先々の展開が楽しみで仕方ない。

PS.
刑亥は確かに色っぽいんですが、本命はやっぱり獵魅(リョウミ)ですとも。
紫のロングヘアで悪女、忠誠心もプライドも高くて自分の欲望に忠実で
まぁそういうことではないんですけど...

ところで、この布袋劇の映像作品についてなんですが、
つい10年くらい前に「聖石伝説」という作品が日本に上陸を果たしていました。
どこかで上映されたかもしれません。
 当時はNHKで放映されてた三国志やひょうたん島、
ポンキッキの中で放映されたものとかを知っている程度の状況で、
そんな先入観のある中でこの作品を見たんですけど、
激しい剣戟、戦闘シーン、爆発と砂塵、CGI合成なんかを見て感動しました。
それは、例えて言うなら勇者王ガオガイガーのプロテクトシェードを見た時のような、、、。
この台湾の人形劇が、現代的な大衆娯楽作品としてのポテンシャルを持っているという事を、
アジアの人形劇なんて古いもんだろうなどと思ってる人がもしいるのであれば
ぜひ一話だけでも見てほしいと思いました。(小並感

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